Nirvana / Nevermind
Nirvana / Nevermind
『ネヴァーマインド』(Nevermind)は、アメリカ合衆国のロックバンド、ニルヴァーナのセカンド・アルバム。アルバムはビルボードにおいてナンバー1となり、驚異的な売り上げを示した。シアトルのローカルバンドに過ぎなかったニルヴァーナを全米トップの人気バンドへと押し上げ、グランジ/オルタナティヴ・ロックムーブメントを全米に広げた。カートの自殺によるバンド解散後もアルバムは売れ続け、2013年現在までに全世界で4,000万枚を超えている。
経緯
アルバム『ネヴァーマインド』は、1990年から1991年にかけて録音された。プロデューサーはブッチ・ヴィグ、ミキサーはアンディ・ウォレスがそれぞれ担当。より広い層にアピールするようボーカル/ギターを強調し、またラジオオンエアの際によりクリアに聴こえるように中音域に音を集めたミックスとなった。また、ヒット曲「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」から始まる楽曲もメジャー市場を意識したものからアンダーグラウンド寄りのものまでバランスよく収録されている。因みにこのようにそれまでのアンダーグラウンド重視からポップな曲作りが行われるようになったのはゲフィン・レコードとの契約時の「トップ30にパンクを入れる」という発言などからカートがこのアルバムをヒットさせることを意識していたことが理由として挙げられる。
ジャケットで泳いているのはスペンサー・エルデンという男児で、2012年現在はロサンゼルスに住んでいる。
収録曲
① スメルズ・ライク・ティーン・スピリット "Smells Like Teen Spirit" (Cobain/Grohl/Novoselic) – 5:02
② イン・ブルーム "In Bloom" (Cobain) – 4:15
③ カム・アズ・ユー・アー "Come as You Are" (Cobain) – 3:39
④ ブリード "Breed" (Cobain) – 3:04
⑤ リチウム "Lithium" (Cobain) – 4:17
⑥ ポリー "Polly" (Cobain) – 2:56「レイプ犯から見た風景を歌った反レイプソングである。
⑦ テリトリアル・ピッシングス "Territorial Pissings" (Cobain) – 2:23
⑧ ドレイン・ユー "Drain You" (Cobain) – 3:44
⑨ ラウンジ・アクト "Lounge Act" (Cobain) – 2:37
⑩ ステイ・アウェイ "Stay Away" (Cobain) – 3:33元々は「Pay To Play」という楽曲で歌詞も異なっていた。こちらのバージョンは「ウィズ・ザ・ライツ・アウト」などに収録されている他、ブートレッグとしても出回っている。
⑪ オン・ア・プレイン "On a Plain" (Cobain) – 3:17
⑫ サムシング・イン・ザ・ウェイ "Something in the Way" (Cobain) – 3:51
1990年に作成された曲。この曲は、「カートが、住む家がなく『underneath a bridge(橋の下)』で寝泊りしていた時期に作成された」という噂が存在するが、ジャーナリストのCharles R. Crossは著書の中で、そのようは事実はなかったであろうと否定している。
⑬ エンドレス・ネームレス(ヒドゥン・トラック) "Endless, Nameless" - 6:44
※以上Wikipedia 引用
私的感想
このアルバムに出会ったのは、ブリーチ後だったかな。言わずとしれた名盤。
6曲目のポリーと隠れトラックのエンドレスネームレスはかなり聴いたなあ。
隠れトラックがこのアルバム以降流行ったのは(と思われる)このアルバムの功罪だと思う。というか、待つのだるい。
いろんなバンドが新譜を出しているけど、今聴いても胸が熱くなるアルバム。